浅草は殺人的ともいえる人の数で、苛立ちと興奮をうまい具合に半分ずっこした様なオーラで溢れかえっていたのさ。
そうです、今日は花火大会だったね。
2つの会場で打ち上げられた花火は競い合うかのように次々と打ち上げられ、それぞれの会場に挟まれる形で花火を見ていた僕の耳に届いたのは、大迫力のステレオスピーカーの中心にいるような大迫力の音。
いいじゃないの、花火♪
たーだ人が多過ぎやしねぇかい?
これだけ多くの人間が花火を見たいと切に思い、終わった瞬間には帰りたい、早く電車に乗りたいと思う。
これだけの人数の思いが一丸となり、これだけの人数の思いが刹那的にシフトチェンジ出来る。
こりゃすごいことだよね、何かうまく別の方向に活かせたなら会社の一つや二つ、簡単に立ち上がるんじゃないでしょうか? 逆太郎(暑いー)